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崖条例について
カテゴリ:スタッフブログ  / 投稿日付:2023/11/30 17:32

熊本市では、崖の安全性を確保するため、熊本市建築基準条例第27条において、崖制限を設けています。

熊本市の崖制限は、建築基準法の崖制限に加えて、さらに厳しい制限を設けています。具体的には、以下のとおりです。

  • ・崖の高さが2メートルを超える場合、崖の下端から水平距離が崖の高さの3倍に相当する距離以内の場所に居室を有する建築物を建築することができません。
  • ・崖の高さが5メートルを超える場合、崖の下端から水平距離が崖の高さの4倍に相当する距離以内の場所に居室を有する建築物を建築することができません。


また、崖の下端から水平距離が崖の高さの3倍に相当する距離以内の場所に、擁壁を設置することを義務付けています。


崖制限に違反して建築を行った場合、建築基準法違反となり、罰則が適用される可能性があります。


なお、熊本市では、崖の安全性に関する情報を提供するため、崖データベースを公開しています。崖データベースでは、崖の位置や高さ、崩壊の可能性などの情報を確認することができます。


崖の近くに建築する際には、必ず崖制限や崖データベースをチェックして、安全対策を講じるようにしましょう。


具体的には、以下の点に注意が必要です。

  • ・崖の近くに建築する場合は、建築基準法や熊本市の崖制限を必ず確認しましょう。
  • ・崖の安全性に関する情報を収集しましょう。
  • ・地盤の状況や崖の崩壊の可能性などを十分に検討した上で、安全対策を講じましょう。


また、崖の近くに建築する場合は、地震や台風などの自然災害にも注意が必要です。自然災害への備えも忘れないようにしましょう。

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