カテゴリ:スタッフブログ / 投稿日付:2024/02/25 15:28
固定資産税評価額とは、市町村が固定資産税を課税するために算定する土地や建物の評価額です。毎年1月1日時点の所有者に対して、その年の6月頃に通知されます。
固定資産税評価額の算定方法
固定資産税評価額は、「固定資産評価基準」に基づいて算定されます。土地については、路線価方式と地積基準価方式のいずれかによって評価されます。路線価方式は、道路に面する土地の評価額を、路線価という基準価格に基づいて算定する方法です。地積基準価方式は、土地の形状や面積、利用状況などを考慮して評価額を算定する方法です。
建物については、床面積基準価方式によって評価されます。床面積基準価方式は、建物の床面積、構造、建築年数などを考慮して評価額を算定する方法です。
固定資産税評価額と実際の市場価格
固定資産税評価額は、実際の市場価格とは異なる場合があります。これは、固定資産税評価額は、3年に1度見直されるのに対し、実際の市場価格は常に変動しているためです。また、固定資産税評価額は、相続税の算定にも利用されますが、相続税の算定では、固定資産税評価額よりも低い評価額が認められる場合があります。
固定資産税評価額を確認する方法
固定資産税評価額は、以下の方法で確認することができます。
- 固定資産税評価額通知書
- 市町村のホームページ
- 固定資産税課窓口
固定資産税評価額に不服がある場合
固定資産税評価額に不服がある場合は、固定資産税評価審査委員会に審査請求をすることができます。審査請求は、毎年6月1日から7月31日までの期間に提出することができます。
まとめ
固定資産税評価額は、固定資産税を課税するために算定される土地や建物の評価額です。実際の市場価格とは異なる場合がありますが、不動産の価値を知るための参考指標として利用することができます。
ブログ記事のポイント
- 固定資産税評価額とは何か
- 固定資産税評価額の算定方法
- 固定資産税評価額と実際の市場価格
- 固定資産税評価額を確認する方法
- 固定資産税評価額に不服がある場合