カテゴリ:スタッフブログ / 投稿日付:2024/04/12 18:53
【相続で不動産売却をお考えの方必見!】
相続時精算課税制度が改正! 今がチャンス!
こんにちは!お客さまよりご相談を頂きました、相続について、少し書いていきたいと思います。
近年、相続における不動産の売却は、多くの皆様にとって重要な課題となっています。
しかし、同時に、複雑な税金問題も大きな悩みとなっています。
そこで今回は、2024年から大幅に使いやすくなった相続時精算課税制度について、分かりやすく解説します。
相続時精算課税制度とは?
相続時精算課税制度とは、生前に財産を贈与した場合、贈与を受けた時点では贈与税を課さず、相続時にまとめて課税する制度です。
従来の制度では、贈与額が基礎控除額を超えると贈与税がかかり、相続時に再び相続税がかかるため、二重課税のリスクがありました。
しかし、2024年の改正により、以下の点が大きく改善されました。
- 基礎控除額の大幅アップ: 贈与税の基礎控除額が大幅にアップし、より多くの財産を非課税で贈与できるようになりました。
- 配偶者控除の適用拡大: 従来は夫婦間での贈与しか対象ではありませんでしたが、2024年からは兄弟姉妹や孫への贈与にも配偶者控除が適用されるようになりました。
- 贈与税率の特例措置: 一定の条件を満たせば、贈与税率が20%に軽減される特例措置が設けられました。
相続時精算課税制度のメリット
相続時精算課税制度には、次のようなメリットがあります。
- 相続税負担の軽減: 生前に贈与することで、相続財産を減らし、相続税を抑えることができます。
- 将来の財産分割の円滑化: 生前に財産を分配しておくことで、相続発生時の揉め事を防ぎ、円滑な財産分割を実現することができます。
- 贈与者本人の意思に基づいた財産承継: 生前に財産を贈与することで、自分の意思に基づいて財産を承継者に渡すことができます。
不動産売却と相続時精算課税制度
不動産は、相続財産の中でも特に価値が高く、分割も難しい財産です。
相続時精算課税制度を利用することで、不動産をスムーズに売却し、現金化することで、以下のメリットを得ることができます。
- 相続税納税資金の準備: 不動産売却益を相続税納税資金に充てることができます。
- 相続人間の公平な財産分配: 不動産を現金化することで、相続人間で平等に財産を分配することができます。
- 空家対策: 相続した空き家を売却することで、維持管理費用の負担を軽減することができます。
まとめ
2024年からの相続時精算課税制度の改正により、より多くの方が、より簡単に、そしてより有利にこの制度を活用できるようになりました。
不動産売却をお考えの方は、ぜひ相続時精算課税制度も検討してみてはいかがでしょうか。
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