卵焼きに関する豆知識:さらに深掘り
カテゴリ:スタッフブログ / 投稿日付:2024/04/29 17:27
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卵焼きの歴史
- 江戸時代には「玉子焼き」と呼ばれ、庶民の間で人気のあるおかずだった。
- 明治時代にだし汁、みりん、砂糖を使った味付けの「だし巻き卵」が主流になった。
- 昭和に入ってからは家庭料理として普及し、現在ではお弁当やおやつ、晩ご飯の定番おかずとなった。
卵焼きの栄養
- 良質なタンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれている。
- 必須アミノ酸がバランス良く含まれているため、良質なタンパク質源として最適。
- ビタミンAは視力維持、ビタミンB群はエネルギー代謝、ビタミンDは骨の健康、鉄分は貧血予防に効果がある。
- レシチンは脳の働きを助ける。
卵焼きの種類
- **だし巻き卵:**だし汁、みりん、砂糖などを加えて味付けした卵焼き。ふわふわでジューシーな食感が特徴。
- 江戸時代から続く伝統的な卵焼き。 *だし汁の種類によって、鰹節だし、昆布だし、煮干しだしなど様々な風味を楽しむことができる。 *具材として、ネギ、シソ、桜エビなどを加えることも多い。
- **厚焼き玉子:**卵を砂糖や醤油で味付けして焼いたもの。しっかりとした食感で、お弁当やおつまみによく使われる。
- 江戸時代に茶屋で提供されていた「茶巾寿司」が起源とされる。 *だし巻き卵よりも調理が簡単で、作り置きにも向いている。 *巻き寿司の具材としても人気。
- **変わり種卵焼き:**チーズ、海苔、明太子、ツナ、野菜などを加えたアレンジ卵焼き。 *子供のお弁当やおやつに最適。 *彩り鮮やかで、見た目も楽しめる。 *色々な味を試して、自分好みの変わり種卵焼きを見つけてみよう。
卵焼きの選び方
- 焼き色: きれいなきつね色をしているものを選ぶ。焦げているものは避けましょう。
- 形: 巻きがしっかりしていて、形が崩れていないものを選ぶ。
- 表面: 表面がなめらかで、ツヤがあるものを選ぶ。
- 香り: 生臭さがないものを選ぶ。
卵焼きの保存方法
- 常温では保存せず、必ず冷蔵庫で保存する。
- 保存期間は2~3日程度。
- ラップで包んでから保存容器に入れると、乾燥を防ぐことができる。
- 冷凍保存することも可能。冷凍保存する場合は、粗熱を取ってからラップで包んで冷凍庫に入れる。解凍する場合は、冷蔵庫でゆっくりと解凍する。
その他豆知識
- 卵は冷蔵庫の奥よりも、ドアポケットの方が保存に適している。
- 卵を割るときに、カラザと呼ばれる白いひも状のものが出てくることがある。カラザは取り除いても食べても良い。
- 卵焼きを焼くときに油をひきすぎると、油っぽくなってしまう。少量の油で焼くのがポイント。
- 卵焼きをきれいに巻くには、弱火でじっくりと焼くのがコツ。
- 巻き終わりはしっかり押さえつけると、形が崩れない。
まとめ
卵焼きは奥深い料理です。今回ご紹介した豆知識を参考に、ぜひ色々な卵焼きに挑戦してみてください。