カテゴリ:よっちゃんブログ / 投稿日付:2024/01/12 18:53
不動産を売却した時に圧縮記帳を利用するメリット
は、売却後に得た利益にかかる税金の支払いを
先延ばしにできることです。
たとえば簿価が1,500万円の土地を時価3,000万円
で売却すると、簿価-時価=1,500万円利益が
出ます。
その後1,500万円の別の土地を新たに購入した場合
先に土地を売ってできた利益を購入代金に充てて
いるため、手元に利益は残っていません。
しかし手元に利益がなくなっても、一度は利益が
生まれた事実は変わらないため、通常はそこに税金
が課されます。
そこで圧縮記帳を利用すると、利益と同額の損益が
発生したことになり、利益-損益=0円となって
儲けがないとみなされ、一時的に税金がかからずに
済むのです。