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タワーマンション相続税評価の見直しの背景
カテゴリ:よっちゃんブログ  / 投稿日付:2024/01/16 18:42

タワーマンションの市場価格は、立地や設備の良さ
などから、一般的なマンションに比べて高額です。
しかし、相続税評価額は、建物の構造や築年数
などの客観的な基準に基づいて算定されるため、
市場価格の変化に追随しにくい傾向があります。

このため、タワーマンションを相続財産とした
場合、相続税の負担を大幅に軽減できるという
課題がありました。


節税目的でタワーマンションを10億円購入。
路線価方式で相続税が0円となったことで
国税庁が裁判。2億4千50万の税収を勝ち取った。
最高裁の判決の影響

この判決により、
タワーマンションの

評価額は、市場価格に近づき、相続税の負担
が増加すると考えられます。

60%未満となる相続税評価は60%になるように補正
これにより、タワーマンションを相続財産とした場合
の相続税は、従来よりも約1.2倍程度増加することに
なります。

また、この判決は、タワーマンションを活用
した相続税対策にも影響を与えると考えられます。
これまで、タワーマンションを相続税が発生
する前に、子供や孫に贈与するといった手法
が用いられてきましたが、この手法による相続税
の節税効果は、今後、減少すると考えられます。

この判決は、タワーマンションの相続税評価の
公平性を確保するとともに、タワーマンションを
活用した過度な相続税対策を抑制されます。

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