カテゴリ:よっちゃんブログ / 投稿日付:2024/02/06 13:54
相続税の基礎控除
相続税は遺産全額にかかるわけでなく、遺産の総額
(課税価格の合計額)から基礎控除額を差し引いた
金額にかかります。
遺産総額とは、被相続人(亡くなった人)の
プラスの財産(預貯金や土地など)から、
マイナスの財産(債務や葬儀費用など)を
引いた金額をイメージしてください。
この遺産総額から差し引けるのが、「基礎控除額」
です。
相続税の計算で使える非課税枠とも言えます。
従って、基礎控除額が大きければ大きいほど、
相続税の金額は少なくなります。
遺産の総額が、基礎控除額を超えなければ、
相続税の申告や納税は基本的に必要ありません。
遺産総額>基礎控除:相続税の申告を行う必要あり
遺産総額≦基礎控除:相続税の申告は不要
相続税の基礎控除額は、どのような人であっても
必ず使えるものなので、まずは
「基礎控除額がいくらか?」ということを
考えることが相続税について調べる第一歩です。
そのうえで、遺産の総額を計算し、基礎控除額を
上回るようであれば、相続税の申告準備を進める
というのが基本的な手順となります。