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調停のデメリットも理解して有利に進める
カテゴリ:よっちゃんブログ  / 投稿日付:2024/04/05 11:10

遺産分割調停のメリットは中立な立場で調停委員が間に入るので感情をぶつけ合うのを避けられるという点があります。デメリットとしては、調停期日は平日に開かれますので、仕事を休んで行かなければならないことが挙げられます。さらに、当事者、調停委員、そして裁判所の予定が合わなければ次の期日を入れられないため、どうしても時間がかかってしまいます。

また、当事者同士では最終的にお互いが納得すればよく、例えば遺産全てを長男だけに相続させるなど、かなり柔軟な解決も可能です。しかし、調停では、極端な主張をしても、調停委員から「そんなことを言っても通りませんよ」と言われてしまうなど、全く自由な話し合いはできなくなります。遺産分割調停の有利な進め方として、自分の主張したいことを箇条書きで整理しておくとスムーズに進めやすくなります。また相手の言い分にも耳を傾け譲歩する部分があれば譲歩も重要です。
客観的な資料を元に法的に意味のある反論をすることが大切です。

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