リバースモーゲージとの違いは何?
カテゴリ:不動産売却動画
/ 投稿日付:2023/07/31 10:45
リースバックについて
Q.最近リースバックという言葉をよく聞くのですがリバースモーゲージとはどう違うんでしょうか?
A.はい、
まず金銭面ですが、リバースモーゲージとは所有不動産を担保に金融機関から融資を受けることを言います。
元金については、所有者が亡くなられりた際に返金していただきます。
返済方法は、所有不動産の売却や預貯金での返済も可能です。
Q.ではリースバッグはどういうものになりますか?
A.はい、リースバックについては所有不動産を不動産買い取り業者に売却をしていただき、売却金を取得します。
両者とも資金調達をしても、そのまま不動産に住み続けることができる点は共通しています。
Q.では違いは何ですか
A.はい、
リバースモーケージの場合、不動産の所有権は金融機関に移転しませんが、
リースバッグは不動産買取業者に所有権が移転しますので、この点が最も大きな違いになります。
Q.他に何かありますか?
A.はい、リースバッグの場合には、不動産買取業者と賃貸借契約を締結していただき
貸主へ賃料を支払っていただく必要があります。
Q.リバースモーゲージとリースバックのメリットは何ですか?
A.はい、リバースモーゲージが住み慣れた自宅を手放すことなく融資を受けることができるので、
愛着のある地域から引っ越しをする必要はありません。
リースバックも同様に、売却後も住み続けることができるのがメリットです。
Q.ではデメリットは何ですか?
A.はい、
リバースモーゲージの場合融資を受ける際に多くの制約があります。
例えば、年齢制限や物件の種別、推定相続人全員の同意などです。
また、担保物権の評価下落や、金利上昇のリスクは考慮しなければならないです。
リースバックはリバースモーゲージに比べると制約は少ないのですが、
所有権が移転する売却ですので、手放すことに抵抗のある方は向かないかもしれません。
Q.リースバックを選択した場合、賃料はどう決まるのですか?
A.はい、
取り扱いの業者様により異なりますが、基本は近隣相場を考慮して決める場合が多いですね。
同じく、敷金礼金についても敷金のみで、礼金を取らない業者様も増えています。
Q.仮にもう一度不動産を買い戻したい場合には買い戻せるのでしょうか?
A.はい、
こちらも業者様により異なりますが、売却後も一定期間であれば
買い戻せる特約を、売買契約書に記載することも出来るかと思います。
Q.リースバックで資金を得て住み続けたけど、
契約者が亡くなった場合には、残された配偶者は退去しなければならないのでしょうか?
A.契約者様、ご本人がお亡くなりになった場合一定の審査が必要になりますが、
審査の結果によりそのまま住み続けていただくことも可能です。
Q.その場合保証人は必要でしょうか?
A.はい、
リースバックを利用される際には、保証会社を利用していただく必要があります。
保証会社は、保証人に変わり貸主に家賃を保証するものですので、
保証人を立てる必要はないケースがほとんどです。
保証人ではなく、緊急連絡先をご本人以外でしていただくことはあるかと思います。
詳細については、取扱されるを保証会社にお尋ねください。
Q.なるほどそれなら安心ですね
A.ありがとうございます。
★今回のポイント★
- リバースモーゲージ: 所有不動産を担保にして融資を受け、返済は所有者の死亡時に行われる。
- リースバック: 所有不動産を業者に売却し、引き続き住みながら売却金を得るが、所有権は業者に移る。
- リバースモーゲージは制約が多く、リースバックは制約が少ないが、所有権を手放すことに抵抗がある場合もある。
- リースバックの賃料は近隣相場により決定され、一部の契約には買い戻す特約が含まれることもある。保証会社利用が一般的。
これからも不動産売却について発信していきます。
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